御挨拶
赤澤特許事務所ウェブサイトにお越しいただき、ありがとうございます。
当事務所は、1981年2月に京都の地において開設され今日に至っております。開設当初の目標は、「自分が一世一代の大発明をなしたと仮定した場合、赤澤特許事務所に特許を取得するための手続きを依頼するか?」という問いに対して、事務所の内情に精通した私や職員一人ひとりが、何の躊躇いもなく「依頼する!」と答えることができる事務所にしたいということでした。「自らが商売上成功を治め高いブランド価値を創り出したと仮定した場合、赤澤特許事務所にそのブランドを守るために商標の出願手続や権利の維持管理を頼むか?」という問いに対して、「勿論!」と即答できる事務所にしたいということでした。
開業以来、我が国を取り巻く環境は激しく変化しました。大幅な貿易黒字、金融バブルの崩壊、ITバブルの膨縮、グローバルスタンダード化による混乱、ファンドの猛威、100年に一度といわれる金融危機など目まぐるしい変化が我々を襲い続けています。しかし、ゼロサムゲームが行き詰まり、人々が正気を取り戻した時にいつも見直されてきたのは、ものづくりの大切さ、人々を幸せにするためのテクノロジの重要性、そして、何を信じたらよいのか判らなくなった環境の下でも燦然と輝く高い信用力などではなかったかと思います。これらは皆、人間の知的な創造力や地道で誠実な活動により生み出される知的財産であり、このような知的財産を守り育てて行くことこそが、私どもの使命であると確信しています。
微力ではありますが、開業当初の目標を見失わず、知的財産を生み出す偉大な方々の一助となるべく、プロフェッショナルとしての技能を磨き、誠意をもって活動を続けたいと思っています。
どうぞよろしく、お願い申し上げます。
赤澤特許事務所
代表弁理士 赤澤 一博